僕がPCで最もよく利用するソフトはWebブラウザFirefoxかな。2番目によく使うのはExcelでもWordでもなければメーラーでもなく、間違いなくテキストエディタ。
テキストエディタは今も昔もPC生活の中心。プログラミングツールであり、メモ帳であり、スケジューラである。どんな専用ソフトを使っても、結局シンプルなテキストエディタに戻ってきちゃったりする。結局これが軽快な万能ツールなのだ。
ゆえに、一度手に馴染んでしまったエディタはなかなか手放すことができない。vi中毒者やEmacs信者はその代表的な例だし、古いWindowsユーザーはひたすら秀丸を使い続けるし、メモ帳に慣れちゃった人はなかなか他のものを試してみようともしない。
それでもviやEmacsの世界と違って最近のWindowsエディタの操作体系はどれも似たようなものなので、それほど移行しずらいわけではない。違うのは編集支援機能の充実さくらい。
ちなみに僕はX68000な頃はEmacs系のものを使っていたのでWindowsの世界に来た時は苦労したけど、とりあえず秀丸→Dana→xyzzy→EmEditorと使ってきた。この中で一番気に入っていたのはDanaなんだけど、バージョンアップしなくなっちゃったんで他のものに移行を決意してからウロウロ。ここしばらくはEmEditorを使っていた。
不満はないんだけどちょっと飽きてきたので他のエディタを物色。で、サクラエディタを使い始めてみた。日本の、しかもWindowsではめずらしいオープンソースで開発されているテキストエディタ。Danaの代替を探した時にも試した事はあるんだけど、その時よりかなり機能が向上していて、なかなかすごい。これで良さそうじゃない?しばらく使ってみよう。
DOS/Windowsのエディタで気になる代物の一つといえばMIFESがあります。
そのむかしインターフェース誌かなんかの付録にMIFESのマクロの解説が付いていたことがあって、ただ単にCライクなマクロ言語って気がしたのできになったのです。
でも値段を見てしりごみした。
私には、かっ、買えません。
もちろんHuman68k標準ののED.Xが一番最初に触った本格的なエディタだった。
その他X68000ではCマガなんかに付いてきたuEmacsとかOS-9標準のuMacsなんていうのを使ってたことがおおかったような気がする。
Human68kにMuleをインストールしてしまったら、シフトJISに不満が噴出しはじめてしまうし、やっぱしMuleは独自シーケンスだし、Cロケールはグローバル変数なのでIEC準拠だと具合が悪いってことにも気がついてしまったのが不幸の始まりだったかなぁ。
亀さんのアイコンがトレードマークなxyzzyはCommonLispのインタプリタというところで、Emacs信者如くLispがあれば幸せに思える人には、その柔軟さは受けがよいだろうけど、Windwosとはキーバインドの点で(Gateモードにしてもどことなく違和感があって)親和性がないようにかんじる。
シンプルイズベストということでメモ帳流儀ならば、gnomeのデスクトップ環境にあるgeditあたりでもしっくりとくるような。ってM$環境じゃないってか。