期待だけどまだまだだなーと思っていたAtomですが、今やすげー良くなってるよ!と教えてもらったので久しぶりに試してみた。そしてしばらく使ってみました。
一瞬で起動するSublimeに比べたら、あいかわらず起動遅いし、いちいち(Sublimeよりは)モタつく。なんだたいして変わってねーじゃん。と思ったのですが、将来性に期待して快適に使えるまで進化してくれるのを待っていたので、とりあえず環境作っておくかー、ということでパッケージ入れたり色々と試してみました。
環境作ったら印象変わってきた。たしかにSublimeと比べたら全体的に重いものの、べつに作業に支障があるようなレベルではない。そもそも一度起動したら1日中起動しっぱなしというようなハードな使い方をするので、起動速度が多少遅くてもあまり関係ないんですよね。考えてみたらちょっと前までEmacs使ってたんだった。これ少なくともEmacsより速いわw。ちょっとSublimeが異次元にサクサクすぎてましたね。
それにしても最初のβリリースからわずか1年ちょっとでここまで進化したというのは驚異的。内部が細かくモジュール化されており、ユーザーによって差し替え可能になっていて、オープンソースで活発に開発。より良いモジュールが実装されればそれを公式として採用していく。…というすごいエコシステムが機能しているらしい。
Sublimeよりちょっと重いけど、それを十分相殺できるほどに機能的にはAtomのほうが全体的に優れている印象。まず設定画面があるしねw。ツリービューでドラッグ&ドロップでファイル移動できるのは便利だし、UTF-8以外のエンコードも普通に扱える。わりとSubulimeって普通のことができないところもあったんですよね。
コミュニティパッケージの充実がSublimeの強みだったけど、これも今ではAtomのほうが活発で、必要な機能はほとんど揃っている。
必要な機能があればJavaScriptで追加できるし、見た目が気に入らなければCSSで簡単に調整できる。このカスタマイズ自由度の高さと敷居の低さは環境オタクの理想郷。でも逆にカスタマイズめんどくさい!という人でも、ほとんどの言語のシンタックスハイライトやスニペット、オートコンプリートが最初から入っているので、デフォルト状態でも十分使える。デフォルトでここまでできるエディタというのもすごい。
それにしてもこれ、Chromium上のJavaScriptで動いてるんだぜ…、すごい時代になったなあ。