長年HHKBを使ってきてからの、普通っぽいメカニカルキーボード Keychron K2 Pro に乗り換えて1年ちょっと経ちました。 HHKB以外でも気持ちいいキーボードがあることを知ってしまうと、他にも試してみたいのがでてきます。
左右分割キーボード
少し前からKeychron Q11を使っています。
これ(K2 Proのキーキャップを移植してオールブラックにカスタマイズしています)
慣れるまではしんどい。が、このキーボードは左右ピッタリに並べると普通のキーボードのように使えるので、最初のうちは仕事中は一体モード、余裕があるときに分割モード。のように使い分けながら慣れていくことができます。これはかなり助かった。最終的には1週間程度で慣れて常に分割で大丈夫になりました。
ただ、慣れてくると普通のキーボードっぽい配列であることが逆にデメリットに感じてきた。分割キーボードに慣れると両手は完全にホームポジションに固定される。そうするとカーソルキーやPgUp/PgDnなんかが遠くて使いにくいのです。HHKB配列の分割キーボードがあったら最強だなあ、などと、うっかり自作キーボードに手を出してしまいそうな危うさがあります。
しかしそこは解決策がある。Keychronのキーボードはキー割り当てをフルカスタマイズできるのです。この機能を使ってHHKB風のキーバインドを追加しました。
でも物理キーがあるとついついそちらに手が伸びてしまうのですよね… もう少し修行が必要そうです。
そして価格は高い。同じKeychronのK2 ProはHHKBなどと比べてかなり安かったのですが、Q11はかなり高価です。しかも無線ですらない。
無線に対応していないのは複数台で使いたい場合に不便なのですが、使用しているモニターにKVMスイッチ機能が付いているので、それを利用することで2台のPCで使うことができています。K2 Proの無線接続はちょっと不安定で頻繁にチャタリングが発生したりしていたので、有線になったことでむしろストレスがなくなった。
とても気に入っています。ショートカットキー活用でもっと効率よく入力できるようになりそうだし、ハードウェア的にもスイッチやキーキャップの交換などカスタマイズも楽しめそうです。