ダイビングのスキルアップトレーニングを始めることになった。とりあえずレスキューダイバーを目指す。 簡単には認定しないと言われているので、気長に取り組むつもり。 どこよりも厳しいけど将来ダイブマスターになることまで想定してのトレーニングとのこと。
お世話になってるダイビングインストラクターである師匠+姐さんと僕との付き合いはもう8年になるけど、 これまで正式に講習を受けたことはなかったのだ。つまり師匠と呼びながら愛弟子ではなく異端だったぼくですよ。 まあ実際には今の自分のスキルのほぼ100%はお二人に鍛えられたものであるわけですが。
2006/2/5 プール実習(菖蒲沢)
金曜日飲み会があったので体調を考慮して土曜日ゆっくり伊豆入りして日曜日に講習。初日はプール実習から。
ちょっと遠いけど、天城越えてプールに到着。
なにこれ?屋外?っていうか雪積もってますけど?ここを泳ぐんですよね?さすが海猿!超人への道。こうでなくちゃ。
いや、実は温水プールなので水は温かいのでした。でもさすがに海パン一枚で入ってみたら結構死ねたので、 そそくさとウエットスーツ装着。でも首から上は冷たい状態。上がったら即凍りそうになる。ウエットスーツってすごいね。
この日やったことは主に水面での救助に関して。復習するよ。
- フリッパー(フィン+マスク装備)20分間泳ぎ続ける(結果875m)
- 平行潜水(息止めて潜って泳ぐ)25m
- ヘッドアップクロール(頭を上げて声を出しながらクロール)
- サイドポジション(溺者と微妙に手の届かない位置で逃げ腰姿勢)
- ブロック(襲ってくる溺者を突き飛ばす)、パアリー(溺者を放り投げる)
- 溺者の右腕を掴んで後ろに回り込む
- ジャックナイフ(ヘッドファースト潜行)徹底練習
- リヤアプローチ(ジャックナイフで溺者の後ろに回りこんで確保)
- ドゥーセイドゥー、人口呼吸をしながら曳航
- バックストラップキャリー
基本テクをとりあえず詰め込まれた。もちろんまだ全然身になっていない。これからは、 襲ってくる溺者を瞬時の判断で倒す術を身に着けなければならないのだ。
フリッパーと平行潜水は全然ダメだと思ってたけど、思ったよりできてちょっと自信がついた(バテるけどね)。 それから僕は耳抜きを意識しなくても勝手に抜ける人なんだけど、それだけにジャックナイフすると急速な水圧変化に対して耳抜きできず、 よく地味に耳を傷めたりしてたんだけど、今回は平気だった。ジャックナイフに関しては、ちょっとコツがつかめてきたのが良かった。
次週は土日2日間やる予定。お人形にブチューするCPR?あと沈んじゃってる人の救助とか。あるいは海洋実習か。