BitArts Blog

ロードバイク通勤のRubyプログラマで伊豆ダイバー。の個人的なブログ。

(潜)#691-692 Apple Watch Ultraで海に潜ってみた

1月に購入したApple Watch Ultraですが、ようやくダイビングで実戦投入してきました!

Apple Watch Ultraをダイコン(ダイブコンピュータ)として使う

ダイコン機能はAppleの公式アプリではなく、Ocenic+というサードパテーティのアプリを使います。今のところ選択肢はこれしかないようです。

このアプリのダイコン機能はサブスクリプションになっています。ダイコンを使うのに使用料がかかるというのは今までの感覚だと違和感あるかもしれませんがログブック機能などを含むオンラインのサービスになっているので。

潜ってみた

ワンデープランを購入したはずなのだが、Watchとの同期がうまくできていなかったっぽく、シュノーケリングのモードになってしまった。

こちらの確認不足ではあるのですが、水中でダイコンが使えない状態になるのは致命的(本当に安全にかかわる)。こういうこともあるので、これ1台で。というわけにはいかないなと思いました。

iPhoneのアプリから手動で同期させて、2本目は正しくスキューバモードになりました。

とにかく圧倒的に見やすい。僕は今まで視認性重視で大型のダイコンを好んで使ってきましたが、見やすさは大きさだけの問題じゃないことがよくわかる。

あと警告はバイブレーションなんだけど、とてもしっかり伝わって不安なし。今までもバイブレーションしてくれるダイコンはあったのだけど、振動が弱くて気付かないことが多かった。

結論、ダイコンの機能としては何も問題なかったです。というか従来のダイコンとは別次元というくらいイイ。

強いていうならシンプルすぎる。表示項目のカスタマイズができたらなあ、と思いました。個人的には最大水深を常時表示させたいので。

ログはiPhoneアプリで確認

一方でiPhoneアプリのほうはちょっと残念か。最初に言ったように同期が不安定な感じ。Apple Watch Ultraはセルラーモデルなのでイグジットしたら即座にログがアップロードされて、すぐにiPhoneで見られる状態になってほしい。…のですが、なかなかそうはならず、何度かアプリを再起動してみたり色々やってやっと同期された。みたいな感じでした。

ログ機能もいまいち。一般的なログデータの項目が網羅できていないという感じでした。何を記録したいかは個人にもよると思うので難しいところなんでしょうが、必要なものが記録できないとちょっと使えないです。あと、あまりベンダーロックインされたくないデータなのでCSVなどへのエクスポート機能はぜひ欲しいところ。

勝手なことを言うと、個人的にはダイコン機能(NDL表示)はいらなくて、水深、潜水時間、最大水深、水温が常時表示されて、自動記録されたログをCSVJSONで出力できれば、それで最強なんですよね…

他社のアプリの登場に期待しつつ、自作の道も探っていきたい。

アプリの使用料について

料金のことも触れないわけにはいかないでしょう。

Oceanic+は、月額1,150円。他にワンデープランもあってこちらは700円。

リゾートに数日間潜りに行くような時は一時的に月額プランを使ってもいいかなと思えるのですが、月に1回以下しか潜らない人にはコスパが悪すぎるなと思いました。

うっかり課金していないとダイコンが使えない。というヤバさもあるので、基本的なダイコン機能は買い切りで、オンラインが必要なログ機能などがサブスクリプションだったらよかったのにな。と思いました。

AppleApple Watch Ultraをダイビングで使えることをアピールしながら、あえて純正アプリを提供しませんでした。僕はこれはメリットだと思っているので、他社製アプリの登場に期待したいところです。

純正アプリ(水深 App)は?

ダイコンではないけど、Apple Watch Ultraには「水深」という純正アプリが入っています。

「現在時刻」「現在水深」「最大水深」「潜水時間」「水温」が1画面に表示されます。

これ実はイイのではないかと思いました。表示される情報が完璧。(ダイコンは別途携帯する前提)

次回はこれで潜ってみようかなと。

あとはログが取れればなあ…