サイトのリニューアル作業をしていると、古いコンテンツを目にして懐かしくなって読みいってしまったのだがこの行動は大掃除のときに押入れにしまわれていたダンボール内の梱包材の新聞を読みふけったり、部屋の模様替えのときにタンスの下に敷かれていた文庫本を読んでしまう状況に近いな。
今回気になってしまったのはこのページ、GSR / X68000。今から15年前に作ったプログラム。これ実は僕にとって超思い入れ深い作品なのです。当時大学受験の浪人中だったのに、なぜかこれを完成させてしまい、それを機に受験を中止してこの道に進むことを決めたという、良かったのか悪かったのかはともかく、人生のひとつの岐路を決定してしまった一品。
このソースコードなんだけど、今みると１文字も意味がわかんない。だってアセンブラだぜ。今となってはもはや人間が書くプログラムとは思えない。
こうやって見ると、長年やってきて自分の技術力は向上しているんだろうかと考えると結構不安な気分になれる。今まで「広く浅く」をモットーにやってきたが、トレンドを追うだけってのも技術者として何か不足しているんじゃないかという気もする今日この頃であった。
