BitArts Blog

ロードバイク通勤のRubyプログラマで伊豆ダイバー。の個人的なブログ。

ダイコン時代の設計手法(ひがやすお氏の日記)

オブジェクト指向開発というのは、事象を抽象化していく作業だと言えると思うけど、その抽象化という概念自体がなんだか抽象的というか、いまいちゴールが見えにくく、微妙なモワモワ感があったりする。DOAや構造化プログラミングを長くやってきた人間にとっては特にそうだと思う。いつも「この設計で正しいのかなあ?」という不安がつきまとうわけです。でもこれが良書にめぐり合うと少しずつ霧が晴れてきたりする。僕にとっては「Javaの格言」とか「デザインパターン」、あと今読んでる「UMLモデリングの本質」なんかがそんな本でした。さて、S2のひがやすおさんの日記にある「ダイコン時代の設計手法」もそんな良質ドキュメントのひとつと言えそう。もちろん「これが正解」というわけではないけど、各設計パターンのメリットを理解することで、自信を持って設計できるようなると思う。実際、最近はこのようなパターンが揃ってきたことにより、オブジェクト指向は昔よりも扱い易いものになってきたように思う。