BitArts Blog

ロードバイク通勤のRubyプログラマで伊豆ダイバー。の個人的なブログ。

自転車:Zwiftトレーニング環境

長らく自転車に乗れていないです。まあ乗れていないというのは怠慢なのですが、乗っていないのは事実。ローラー台でもいいので少しは漕ぎたいです。

以前使っていた古いローラー台は壊しちゃっていたので、引越しを機に高機能なスマートトレーナー(Tacx NEO Smart)へ買い換えてみました。スマートトレーナーというのは、接続したPCからの情報に同期してペダルの重さなどを自動コントロールしたり、ペダルの回転数や出力パワーなどをPCに送信したりする機能を備えたローラー台です。

そしてバーチャルサイクリングZwiftの環境を作ってみました。

Zwift

体験してみると、思っていた以上に室内トレーニングの世界が進化しすぎていてすごい。

画面に連動して上り坂になればペダルが重くなる、のですが、それだけじゃなくて下り坂では漕がなくてもフリーが回るところまでシミュレートされるのですね。下りがあると思うとがんばって登ってしまうのはリアルな感覚。

さらに悪路になるとガタガタと振動まで再現されるのも意外と走行感リアルでおもしろい。

Zwift上では世界中のたくさんのライダーが同じコースを走っているので、誰かの後ろにぴったりつけばスリップストリームが再現され楽に走れる。これはついつい頑張ってしまう。

さらにおもしろいのはZwiftランという姉妹サービスがあって、ランナー達も同じコースを走っているのですよね。トレーニングしている仲間が大勢いる感すごい。

走り終わったら自動的にStravaGarmin Connectに走行データが転送されて実走と同じように分析したりセグメントの世界ランキングを出せたりする。

モチベーション要素てんこ盛りです。

しかし実走ならサクッと2時間くらい出かけて気軽に40kmくらい走ってこられるところ、同じ内容をZwiftでやるのは依然としてキツいですね。風を受けないのでとにかく暑い中、ついがんばってしまう要素が豊富で、モガき過ぎてしまうので。

自宅にエアロバイクというとちょっと大掛かりですが、このローラー台なら使わない時はコンパクトに畳んでおけるのも便利。

Zwiftは月額1,500円と、個人向けのWebサービスとしては高めだし、別途器材が必要という敷居の高さもあるものの、買ったローラー台を黙々と漕ぐよりずっと楽しいので価値は高いのではないでしょうか。