BitArts Blog

ロードバイク通勤のRubyプログラマで伊豆ダイバー。の個人的なブログ。

キーボード乗り換え HHKB → Keychron K2 Pro

最近メカニカルキーボードが流行ってますね。ちょっと前までHHKB ProfessionalやREALFORCEなど静電容量無接点方式の高級キーボードこそ至高だと言われていたはずですが、今やちょっとこだわりのキーボードといえばメカニカルばかり。メカニカルキーボードというのは昔からあるガチャガチャいうタイプのキーボードですが、最近はゲーミング用途などから人気が出ているようです。

僕はHHKBのファンなので、一生HHKBでいいと思っていました。でもちょっと試してみたくもなってきます。自作キーボードというディープな世界も一部で流行ってますが、そこまでいかなくとも既製品でもスイッチやキーキャップなどの選択肢が豊富でカスタマイズ性が高いのは魅力的です。(沼への入り口かもしれませんが)

Keychronは香港の新興キーボードメーカーですがまずラインナップがすごい。この数のモデルに、フレームの素材やバックライトの仕様、キーキャップの色にスイッチの種類と、多くのバリエーションがあるので一体どれを選んだらいいのだ?という感じになります。ただ、人気モデルはある程度決まっているようです。

HHKB Professionalのようなファンクションキーやカーソルキーがないモデル(60%キーボードと呼ばれる)もありますが、今回はファンクションキーとカーソルキーを備えたテンキーレス(75%キーボードと呼ばれる)の無線モデルである K2 Pro を選びました。

HHKBを使っていて、普段の作業でファンクションキーやカーソルキーが欲しいと思ったことはほとんどありません。特にカーソルキーにいたってはHHKB式のほうが使いやすいと感じています。ただ唯一、Windowsでゲームをするときにファンクションキーとカーソルキーがほしいことがあり、今回はしっかりキーが揃っていながらコンパクトなこのモデルを選びました。

標準モデルはキーキャップの色が好みではなかったので、ベアボーンを選択してスイッチとキーキャップは別売りのものを購入しました。この黒のキーキャップは人気があるようで常に売り切れになっている感じなのですが、たまに入荷してすぐになくなるようなので、欲しい人はこまめにチェックするのがよさそうです。

スイッチとキーキャップをポチポチ付けていきます。楽しい。

HHKBでは掃除のために何度かキーキャップを付け外ししていたら軸のほうのパーツが割れてしまったことがありました。ですがこれならスイッチが壊れたとしても簡単に交換することができるので、長く使うことができそうです。(スイッチ交換可能かどうかはモデルによります)

完成!

アルミフレームのモデルということもあってとても重いし、キーも含めて剛性がすごくて安定感半端ない。HHKBより安いのにこっちのほうがだいぶ高級感がある。サイズは当然HHKBより一回り大きいんだけど、机に置いて邪魔になるほどの違いはないですね。

スイッチは茶軸を選びましたが「カタカタ」と心地いいタイプ感。HHKBとは感触がまったく違いますが、タイピングの気持ちよさは引けを取らない感じ。

難をいうと右端の列ですかね。backspace (delete)は右端にあると思い込んでいるので間違ってpgupを押してしまいがち。あとカーソルキーは間違えまくる。間違えてHHKB式で操作しようとしてしまう。MacBook Proのキーボードではそんな間違えしないのに、デスクトップだと脳内でHHKBだと思い込んでしまうらしい。

…とかこの文章を書いているうちにもう慣れてしまいました。すぐ慣れちゃいますね。

ということでキーボードはすごく良かったのですが、一緒に購入したパームレストがいまいちでした。反りが出ていて接地がガタガタです。これはHHKBで使っていたバード電子パームレストの品質が異常によかっただけとも言えるのですが。(関連記事「バード電子のパームレストだけが、なぜ魅力的なのか - ITmedia」)