「セラSMP ストライク・コンポジット」を試し始めました。思いっきりコンペティションモデルで、僕が使うようなサドルではないかもしれないけど、サドル探しの旅に出たからには1度試してみたくて。
まず形状がスケベイスっぽい。そして座面はプラスチックに直接皮が貼ってあるだけ。パッドなどは入っておらず、カッチカチに硬い。見るからに痛そうなサドルです。一言で言えばとにかくヘンタイっぽい。しかし自転車はヘンタイっぽいほうがかっこいいという価値観もあるとかないとか。
↓やぐらが丸見えです。もうエロイとしか言いようが無い。
↓妖艶な曲線美。
さて、適当にセットしてローラーで乗ってみたらお尻にフィットする感じでこれは良さげだぞ、と思って実走してみたらいきなり座骨が壊れるかと思うくらい痛い。経験したことのない不快さ。これはヤバイ。うーん。
しかしネット上では「調整を煮詰めたら痛くなくなった」という声が沢山あるので、それを信じて微調整を繰り返す。
色々試してもどうしても痛いんだけど、そのうち乗ってるとたまに少しだけ「痛くない時間」があることに気付いた。でもそれをキープできない。自分の能力不足により、おそらくフォームが不安定なんだろうね。なんか難しいサドルだけど、いつか乗りこなしたいので、ダメっぽくても手放さずに手元に置いておくことに決める。
…そして調整し続けること1週間。だいぶいい感じになってきたかな。1本絞めのピラーだと角度を1段変えると全くフィーリングが変わってしまう。2本絞めのピラーじゃないと厳しいかも。
サドル後方には座骨を収める窪みがあるんだけど、それに合わせようとして乗るのは結構難しい。サドル中央によくしなる場所があるので、そこに恥骨を乗せるように意識するといい感じみたい。
痛かったり痛くなかったりする、ものすごいツンデレなサドルですよこれは。
かなり変な形状だけど、非常に機能的なデザインだということが分かる。ハマるとお尻の位置が安定するのでペダリングがスムースな気がする。フォームも安定する。座面の大きな穴にはいい感じに大事な所が収まるので、思いっきり前傾しても尿道が全く痛くない。下ハンも楽(むしろ前傾が深いほうが尻は快適)。さらにサドル先端が下方向に曲がっているのでダンシング→シッティング時にレーパンがひっかからずイラっとしない。無駄のないまさに究極的な機能美ともいえるデザイン。
今日は多摩サイを40kmくらい回してきた。残念ながらまだ痛かった。けどハマってる時は痛くないし気持ちいい(ヘンタイ?)。今の状況だと長距離は厳しそうだけど、気に入った部分もかなり多いので、アリオネと使い分けつつ、通勤や短距離ではがんばって使い込んでみたい。いつか乗りこなせるだろうか。
コメント
2009/2/28 18:31 from ゆりか
2009/3/ 1 09:42 from とめきち
玉はさみそう・・・
2009/3/ 1 16:54 from みやまえ
>>ゆりかさん
200kmとなるとおそらく尻より他のところが痛くなりそうで心配です。腕とか弱いです。
>>とめさん
裸で乗る場合は、はさむかもしれません。気をつけてください。
痛くないところをみつけて200kmに挑戦!