インターリンクが運営するドメイン登録サービス「ゴンベイジェーピー」は3日、ドメインを100年間維持する新サービス「100年ドメイン」の登録受付を開始した。
...中略...
100年ドメインの料金は、「.com/.net/.org/.info/.biz」ドメインが210,000円、汎用JPドメイン(.jp)が367,500円、属性JPドメイン(.co.jp/.ne.jp/.gr.jp)が525,000円など。1年契約の場合に比べて、約20~30%の割引となる。
そもそも現在のネームサービスの仕組みが100年後まで使われているということはあり得るのだろうか?
・・・(-_-)、絶対無いと思う。大体、未来すぎて今のようなTCP/IPのネットワークが残っているかどうかすらかなり怪しい。
料金は通常の年契より20~30%「お得」らしいが、70~80年先までって可能性...も、ないだろうな。
ほとんどの人が同じ考えじゃないかと思うけど、ドメイン更新はめんどくさいし、失効は大きなリスクだから、ありがたいという人はそれなりにいるんだろうなあ。
しかしドメイン名の重要性は10年前あたりに比べるとすでにかなり薄れてきている。シンプルなドメイン名はあっという間に枯渇してしまったし、今では企業名やブランド名からドメイン名を推測するよりも、Googleで検索したほうがずっと早く目的のページへ到達できる場合がほとんど。
ようするに、もうドメイン名はどうでもいいと思う。どうでもいいというか、むやみに沢山取得する必要はない。むしろ今はフィッシング詐欺予防の点から、プロダクト名ごとにドメイン名を使い分けるようなことはしないで、できるだけ組織の属性ドメインを活用し、信頼できる住所を表現するものとして利用したほうがいいと思う。