個人的にJSFにまるっきり興味がなかったのは、JSPだから。あれでは現場ではちょっと扱いにくいでしょう。Strutsも然り。じゃあ何がいいのかと言うと、方向性としてはTapestryを見たとき、これだ!と思った。しかし、複雑ではないと思うのだけど、ちょっと覚えなければならない事が多いような気もする。日本語のドキュメントが少ないせいかもしれないが。入門書がドカドカ出ているStrutsなんかに比べると敷居が高いのは間違いないし、実際、最近はJSF+Strutsの方向にぐんぐん流れているような感じだ。確かに現実的には、コントローラ層のフレームワークは多少クソであってもメジャーでシンプルなものを使ったほうが、教育云々考えれば結局効率が良いというのが現実。妥協します。ただし、HTMLデザインを担当するデザイナは開発者とは立場が(往々にして組織も)違うので、HTMLテンプレートさえしっかり分離できる仕組みというのだけはどうしても外したくない。だからJSPやVelocityは絶対イヤだ。
そこで期待なのが、ひがやすお氏が開発中のS2JSFですよ!はっきり言ってめちゃくちゃ期待しています。JSPじゃなかったらJSFの意味がないような気がしますが、実際JSFである意味はないと思いますが、標準的なモノに薄いラッパをかまして使うことは将来の標準技術の変化や拡張にも対応しやすい安心感というメリットがあるのです。