Intelからも1GHzのPentium IIIが発表されたが、量産体制に入れるのは今年の第三四半期らしい。なんだか歩留まりの悪い製品を無理やり発表したという感じで、今年1年は意外とCPUの進化の少ない年になってしまうのかもしれない。それにしても、僕が持ってる「最新パソコン技術体系(1994年)」という本には「Intelが2000年に発表予定の『Micro2000』は最小線幅0.1μmの技術で製造し、約1億トランジスタを集積。最高動作周波数は1000MHzという」という記述がある(当時100MHz
Pentiumが出た直後くらい)。0.1μmではないものの、当時夢物語のようで信じがたかった1GHzが現実のものとなったのは、ちと感動。ちなみに僕が最初に買ったパソコンは、4MHzでした。