パッケージ管理システムがあればソフトウェアのアップデートの管理が楽々。MacではHomebrewやMacPortsがあるし、GUIアプリに関してもAppStoreのおかげでずいぶん楽になった。しかし使いたいアプリがすべてAppStoreで配布されているわけではない。
インストールされている多数のアプリを楽に最新状態を保てればいいので、AppSoreのアプリはAppStoreで管理すればいいし、パッケージ管理されていない野良アプリでも、自動アップデート機能があるのならそれでいい。問題は自動アップデート機能を持たない野良アプリだ。
これらをhomebrew-caskで管理するといい感じになりそう。ということで使い始めてみた。
たとえば、Dropbox、Vagrant、VirtualBox、LibreOffice。それからpgAdminIII、MySQL Workbenchなど。
Dropboxは、なぜか頑なに自動アップデートはおろか最新版チェックもないので、入れているアプリがかなり古いものになっている利用者も多そう。
Vagrantは、1.0まではGemでインストールできたのだけど、今は独立した野良アプリになってしまった。
VirtualBoxとLibreOfficeは、最新版チェックはできるけどアップデートは手動なので、homebrew-caskで管理すると捗りそう。
これでbrew upgradeで楽々管理!と思ったのだけど、アプリによってはbrew upgradeでアップデートできないものがあるようで、その場合はbrew cask installを使う必要があるようだ。なので、Brewfileを用意しておいたほうが良さそう。Vagrantはbrew upgradeで1.5にならなかったが、Brewfileにcask install vagrantと書いておいて、brew bundleしたらアップデートされた。(--forceオプションは不要だった)
しばらくこの環境で回してみる。