BitArts Blog

ロードバイク通勤のRubyプログラマで伊豆ダイバー。の個人的なブログ。

OM-Dとりあえず触った感想

P3311329

前提:E-520以来のオリンパス機で、初ミラーレス購入。正直画質はよく分かんないので操作感中心で感想文。

デザイン・質感

最高の昭和臭。触れた感じの質感はずっしり軽くて最高。良くも悪くも落ち着いた質感。一見したメタルっぽさはE-P3のほうが上か。

サイズ

パンケーキレンズを付ければ自転車ジャージのポケットにも入ります。でも防塵防滴のパンケーキが無いのが残念。

グリップはサイズの割には悪くはないが、僕の手にはちょっと小さい。でもダメじゃない。ここはトレードオフだな。もっと小さいのがいいって人もいるんだろう。僕はとりあえず外付けグリップは欲しいかも。

ボタン・ダイヤル

ボタンは小さい上に防滴のためかふにゃふにゃしたタッチ。親指のつめで押すような感じで指がつりそう。でも2つのダイヤルを使えば十字キー操作はほとんど必要ないので、ダイヤル操作のほうで慣れてしまうと快適。操作ダイヤルが2つあるのはフラッグシップの特権かと思っていたが、これはかなり便利でもう戻れない。撮影中はファインダーを覗きながら親指と人差し指でダイヤルをコロコロしながら露出をコントロールできる。

キットレンズ

長いけどズームしてもダサく伸びないし、直径は細く意外に小型で見た目も悪くない。防塵防滴で、広角から中望遠マクロ、AF速いし滑らかな動画撮影までこなせるすごい万能便利レンズ。

手ぶれ補正

確かに強力。半押し中手ぶれ補正の設定をONにすると、半押しした瞬間にファイダー内でピタッ!と像が止まる。これはインパクトものすごい。ちなみにレンズを外して電源を入れると、センサーが出前機のごとく動いてすげー、ってなる。動画撮影でもステディカムみたいなヌルヌル映像が撮れる。すごい。

シャッター音

「カコッ」っていう主張しない小さな音。静かなのは良いけど、個人的にはE-300E-520の「カシャキーン」のほうがが気持ちよかった。でもこの音も好き。

動作音

コーーという小さな音が鳴り続ける。手ぶれ補正が頑張ってる音?静かな室内でファインダーを覗いていると聞こえる。普通、カメラはこんな音を出さないので慣れるまで違和感がある。

設定

ボタンとダイヤルのカスタマイズ性がかなり高くて萌える。ただ割り当てられる機能が限られていて、E-520風にはできなかった(AFモード切替が割り当てられなかった)。ここまでできるなら、もうあと一歩の自由度が欲しい。

高感度撮影

画質オンチでも一発で分かるのが高感度撮影時の画質。僕はISOオート上限を3200に設定した。これなら室内撮影しても「シャッター遅っ!」となることがない。

強力な手ぶれ補正もあるし、光量不足な環境で非常に能力を発揮しそう。

その他

一眼レフからの移行ということで、今まであまり信用していなかったのがEVF。あと、コントラストAF。…結論としては少なくともE-520のOVF、位相差AFより全然いいわ。背面モニタも非常に高精細だし、たった数年でも隔世の感がある。