BitArts Blog

ロードバイク通勤のRubyプログラマで伊豆ダイバー。の個人的なブログ。

ダイビングフェスティバル

日本ではダイビングのオフシーズンであるこの時期に毎年開催されるダイビングの展示会@東京ビッグサイトです。

昔は、日本中のダイバーが集まってくる、まさにフェスティバルでした。各地でお世話になった現地スタッフに東京で会える数少ない機会でした。しかし池袋で開催されるマリンダイビングフェアの賑わいとは対照的に明らかに年々寂しい雰囲気に。いつのまにか各地の人たちも出展しなくなってしまったので、僕もここ3年くらい行っていませんでした。

…このダイビングフェスティバルが、去年くらいから無料になったということで、少しは息を吹き返しただろうか?ということで久しぶりに行ってきました。

結果としては、まだ残念。というか3年前よりさらに寂しい感じに…。なんとか盛りあげようという努力を感じるフラダンスショーを中心とするハワイアンブースは会場の半分くらいを占めているけど、全くダイビングと関係ないってのが痛い。

器材メーカー、各地リゾートともに出展が少なくて本当に残念。もはやビッグサイトでやるような規模ではないかと…。

昔の雰囲気を知っているだけに、なんとか息を吹替えして欲しいです。

 

さて、そんなダイフェスでも個人的に見所はありましたよ。INONから新ライトの発売予告きました。っていうかもうWebに出てた。個人的にイチオシであったLE250に早くも新機種ですよ。

まず2AAになって小型化したLE240。光量的にはLE250とほとんど同じだけどランタイムは短い(60分)。ダイビングライトとしてはランタイムが短かいかもしれないけど、カメラのフォーカスライトには最適かと。

そして光量が550ルーメンと大幅にパワーアップしたとLE550-WLE550-S。2つの違いは照射範囲角度。Wのほうは照射角75度とかなり広く、完全にビデオライト用ですかね。これなら広角の撮影でも相当良い効果が得られるんじゃないだろうか。ビデオ派はぜひチェックを! でもこのライト、ナイトダイビングで使ったら面白いことになりそうで試してみたい。

一方Sのほうの照射角は40度。これは数値的にはLE250に拡散フィルタを付けた状態と同等でかなりワイド集光です。LE250の標準(20度)でも極端にスポットという印象ではないので、この集光が使いやすいのかどうかは、試してみないと分からない。

とにかくこのくらいの性能になると、体感的にはもはやHIDライトに引けを取らないと思います。ちなみにFishEyeからもLED版のダークバスターなども出ていたけど、HIDと大差ない価格や重量では魅力を感じず、INONが水中LEDライト界で突出した印象があります。

ライト好きとしては、LE550-Sが購入候補です。ランタイムは70分と、かなりギリギリのラインですが、毎回eneloop充電をする運用なら問題ないかな。…正直もうちょとサイズ大きくなっても4AAでもいいのにな。と思ってるんだけど。

 

もうひとつの見所は、オリンパスPEN Lite E-PL1とその純正ハウジング。

ハウジングの印象は、思ったよりはデカかった。これはEVFが入るというところと、超広角ズーム対応のポートが付いていることが要因かと思われます。

しかし価格面のアドバンテージはあります。コンデジから卒業したいが一眼レフまでは手が届かないという層はぜったいいると思うので、魅力的な選択肢になることは間違いないでしょう。

カメラ本体はかなりコンパクトで、これはこれで魅力的。