Microsoftが「3.1とか4.0とか、初心者にはわけわかんないので、発売年=バージョン番号にします」と言いだして久しいが、最近はOfficeのバージョンが2000→XP→2003とかなってて全然一貫性がないし本格的にわけわかんなくなってきてるのは僕だけでしょうか。Macromediaも前回のバージョンから「MX」なるバージョン名が付くようになったんだよね。そして今回は「Macromedia Dreamwaver MX 2004 バージョン7.0」とか。もうわけわかんないしまだ2003年なんですけど。そしてAdobeも次回はバージョン番号じゃなく「CS」なるバージョン名になるらしい。
どう考えても、昔のバージョン番号形式のほうが一目瞭然合理的で分かりやすかったんだが。このぶんだと近い将来「Office XP以降に対応しています」とか「Flash MX以前にはセキュリティホールがあります」といった表示で完全に混乱を招くに20ペソ。
Linuxのディストリビュージョンなんかでもあるよね。「他がバージョン7とかになっているんで、うちは今回ほんとは4.0のマイナーバージョンアップなんだけど、7.0にしちゃえ」とかそういうやつ。SlackwareとかSlackwareとか。
ようするに年を入れるのは、将来の型落ち感を出したいだけでしょう。最近のソフトのバージョン番号は「いかに新しいもののように見せるか」というマーケティング的な意味合いが強く、非常に分かりにくくなっている。正直不便でいい迷惑。だったらバージョン番号にサブタイトル付けてくれたほうがいいなあ。