今年後半のIntel vs. AMDのCPUクロック競争のデッドヒートは激しかった。まず8月にAMDがAthlon/650MHzを発表し、Intelから最速の座を奪う。10月にはようやくIntelがPentiumIII/733MHzを発表し、最速奪還するも、すぐ直後の11月にはAthlon/750MHzが発表される。これで1999年の最速はAMDで決定と思いきや、今月20日に、IntelがPentiumIII/800MHzを発表。なんだかみるみるうちにクロックが上がっていった。そもそも、今秋の時点のIntelのロードマップでは、750MHzが2000年第1四半期、800MHzが第2四半期に発表が予定されていたらしい。それが半年も前倒しされた。IntelもAMDも、来年後半には1GHzに到達する見込みだ。